イベントなどで簡単な看板を作ることがあります。会合では 吊り看板 が定番ですが、費用を抑え A4 （または拡大コピーした A3 ）用紙をつなぎ合わせて使います。１枚の用紙に１字の要領で作成します。フォントサイズを大きくして直にタイプすることも出来ますが、表のセルを使うと中央揃えなどで便利です。例題の図は完了後の文書を 10% ズーム （ 最小値 ） で表示しています。
以下にできるだけ無駄の少ない手順を示します。
① 最初用紙余白をできるだけ小さくしておきます。後で変更すると表 （ セル ） の幅を変えなければなりません。
② 行数１、列数１の表を挿入します。セル罫線は 「 枠なし 」 にし、またセルの高さはかなり大きめにしておきます。編集時に画面のズームを小さくしても分かりやすいからです。セルの配置は予め 「 中央揃え 」（上下左右とも） にしておきます。表の挿入については Word で表作成
③ 表部分の下で Ctrl + Enter で 「 改ページ 」 を設定します。（注） Ctrl + Enter は Word で 「 ページ区切り 」 を設定し 「 現在の位置から次のページを開始します 」 下の図参照。、この際 
が ON になっていないと ……改ページ…… が表示されません。
③ 次の図のように最初から ……改ページ…… までの部分を選択し Ctrl + C でコピーしてこの図の右方向に見えている新しいページで Ctrl + V で貼り付けをします。新たに新しいページが出来ますので必要な文字数分だけページを作ります。１ページのセルから順に 新、年、祝、…のように文字を埋めます
④ １ページ目の表セル （ 新の字がある ）でこの 新 の字を選択し 「 フォントサイズ 」 を 520 と入力し、フォントは 「 教科書体 」 に設定します。但し、環境に応じて必要ならば サイズとフォントは変更調整します。サイズを大きくしすぎて１ぺーじのセルに収まりきれず次頁が白紙になれば失敗です。戻る （ 
） でやり直します。
この 新 の字を選択したまゝで 
をダブルクリックしておいて各ページの文字をドラッグしてなぞるようにして書式貼り付けするか、セルの選択 
をクリックします。終了時は Esc を押すか、刷毛のコマンドをもう一度クリックします。
